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冤罪を創る人々: ミラーページ (著者:山根治公認会計士・税理士

 国税局査察部(マルサ)を相手に税金6億円超(※加算税や地方税等を含めると20数億円)を取り消させ、財産と信用を守り抜いた闘いの実録。冤罪を創る人々のミラーページ。 *関連リンク
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053 盗聴とひっかけと尾行 (2004-10-19)

11) 盗聴とひっかけと尾行

一、 平成8年2月6日、午前10時45分から11時4分まで中村弁護士と面会。中村弁護士曰く、「自宅の奥さんの方に、野村証券から電話があり、“逮捕直前に山根から解約の申し入れがあった。300万円程どこに送金したらよいのか、銀行の口座番号を教えて欲しい”と言ってきた。自分にはよくわからないので、聞いてきてくれと言われた。」
山根:「現在はどこの証券会社とも取引していない。かつて取引していたのは、コスモ証券だけで、2年半前にNTT株100株を売却してから一切の取引はない。野村証券など全く関係ない会社だ。検察かマルサのひっかけではないか。妻から私の隠し口座を聞き出そうとしたのではないか。」
 私に隠し口座などあるはずがない。薄汚い手を使う連中である。

二、 平成8年2月8日、午前11時から11時30分まで、中村弁護士と面会。
 中村弁護士曰く、「中村法律事務所と自宅の電話にザーッという雑音が入るようになった。山根事務所と山根の自宅にも同じような音が入っている。どうも盗聴されているようだ。N通信かT電気に頼んで調べてもらってもよろしいか。」
山根:「徹底的に調べてもらって下さい。」
中村弁護士:「もっとも盗聴してもらったほうが、かえっていいかもしれませんね。自分は皆さんに、良いとか悪いとかの判断は必要ない、事実ありのままを話せばよいと言っているんですから。」
山根:「今度誰かとの電話の中で、マルサにごくローサンとでも言ってエールを送ってやったらどうですか。盗聴しているとしたら慌てるでしょうね。」 
 中村弁護士は、盗聴の証拠をつかんだら島根県警に告発すると言った。
 私は、翌日の取調べの折に、中島行博に対して盗聴の件を伝えた。同年2月9日、午後4時30分頃である。 
 先日は、野村証券の名をかたった「ひっかけ」、今度は盗聴ときた。まさに何でもありの世界である。検察の正義の砦としての誇りはどこに行ってしまったのであろうか。

三、 平成8年1月26日、私が逮捕されてから、主な人物に尾行がついた。私の妻、元組合長の福山義弘氏、職員の大原輝子氏と古賀益美氏、それに中村弁護士の6人である。尾行をしたのは、マルサの連中であろう。
 尾行に気がついたのは、古賀氏であった。背後に気配を感じてふりむくと、常に同じ二人がいたというのである。二人のうちの一人は、中年の小太りの女性であった。

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